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RIKO

Client Interview Vol.3 株式会社LOB様

更新日:2021年7月28日

皆様こんにちは。

JPQの白濱です。


クライアントインタビュー第3弾です!

今回は株式会社LOBの江川様にインタビューをさせていただきました。


株式会社LOBは広告プラットフォームの開発を行っており、弊社は、ToC向けのプロモーションサービスのテストチームに参画しております

そのテストチームを率いる江川様に今回はお話をお伺いしました。





白濱:本日は宜しくお願い致します!


江川:宜しくお願い致します~!


白濱:早速ですが、今テストを担当させていただいているサービスですが、開発とテスト含めて海外のエンジニアも一緒に開発を進めていると思います。

サービス自体は日本向けに展開されているのでしょうか。


江川:はい、完全に日本向けのサービスとなります。なのでサービス自体は日本語での提供です。

今私が見ているQAチームですが、これはインド拠点とベトナムのJPQさんと3拠点でのチーム構成になっているので、英語と日本語が飛び交っているような状況です。


白濱:そうなんですね!

江川さんご自身はこれまで海外と一緒にお仕事をされた経験はありますか?


江川:そうですね。このQAはずっとひとりだったので、これが初めてのチームですが、他の事業ではオフショアを活用した経験があります。

そのときは色々と大変でした。


白濱:そうだったんですね。オフショアで失敗経験があるんでしょうか。


江川:過去にベトナムでいうと2社ほどオフショア会社さんと一緒にやり取りをしたことがあります。特に印象に残っているのが、エンジニアの入れ替えが激しいことですね。最初はもちろん仕様把握が必要なので、落とし込む期間は確保していますが、そのあとに人の入れ替えがあるとまたはじめからになるので、結構大変だと思いました。

会社にもよるかと思いますが、エンジニアの入れ替えが予想以上に多くて大変だったイメージがありますね。

あとは、びっくりしたエピソードですが、テストケースのかなりの量が消されていたということもありました(笑)。実施方法が分からなかったのか、実施できていないテストケースが翌朝なくなっていました。後でもとに戻せたので大丈夫でしたが、オフショアと仕事をする大変さを痛感しました。


白濱:そんなことがあったんですね!!それはびっくりですね! また離職者が多いことについてですが、ベトナムは確かにジョブホッピングが激しいです。

特に開発者は希望の条件ではないとすぐに転職するようです。 日本と違ってひとつの文化だと捉えていますが、一緒に仕事をするほうとしてはとても大変だと思います。やっぱり言語の問題があるので日本人よりは落とし込みの期間が必要だと思いますが、それを繰り返すとなると結構な工数を割いてしまいますね。


江川:そうですね。一番のメリットである、継続発注での知識共有ができないのは辛かったです。


白濱:そんな中弊社でテストをするということに対して不安はなかったのでしょうか。


江川:はい、正直に言いますと最初は全く期待していなかったです。

それまでは自分ひとりでQAをやっていたのですが、QAチームにも予算が出るということで、コストメリットも良く柔軟に対応してもらえる協力会社を探していました。

まずはお試しをしてみないと長期的には考えられなかったので、トライアルという形でスタートをし、その時はミニマムの制限がないということで5日間だけの契約でテスト対応をしていただきました。


白濱:そうでしたね。実際に、オフショアは品質がどうなのかを懸念されているお客様は多く、貴社のように最初はトライアルからスタートされるところが多いです。弊社としてもお互いのやり方を理解してもらうためにまずは小さなフェーズからのスタートをおすすめしています。


江川:そうですね。色々な会社があると思うので失敗をしないためにも最初にトライアルを検討するのがいいと思いました。JPQさんとはその時のテスト対応が良かったので、ラボ契約をはじめました。

弊社のテスト対応は突発的に発生したり、スケジュールが読めない部分があるので臨機応変に対応してくれるラボ契約のほうがマッチしていると思いラボ型を選ばせていただきました。

また、スキルアップのためにチーム全体で定期的にトレーニングなども行っています。


白濱:今弊社からは2人のメンバーが対応していますが、トレーニングにも参加させていただき日々スキルアップしているのがよくわかります。弊社としてもそのような機会を頂けてありがたいです。


MTG風景

江川:2人とも熱心に仕事に取り組んでくれるのでお願いできることが徐々に増えてきてこちらもうれしいです。

トレーニングとしては日本のテスト技法をインストールして活用頂いています。

QAの行動としてのマインドマップ作成や、ユースケース図の作成、自動化のスクリプト作成等をやりましたね。

日本のテスト技法は海外と比べても特に深く考えていくという特徴があると思っています。 今私のQAチームは日本人、インド人、ベトナム人がいますが、全体で同じトレーニングを行うことで、テスト観点の質も上がってきていると感じます。


白濱:品質に対する価値観は国によっても様々なので、日本プロダクトのテストであればそこに合わせて観点を出していくというのは重要ですね。

3か国のチームをまとめていくのはとても大変だと思いますが、いかがでしょうか。


江川:日本語と英語を使っての仕事になりますが、JPQのお二人の日本語力の高さには驚いています。そして英語でも対応いただけるのでインドとのやりとりで英語が必要な場合は臨機応変に対応頂いています。

日本語で直接やり取りができるので非常に助かりますし、2人とも意欲的にコミュニケーションをとってくれます。分からないところがあれば積極的に聞いて素直に仕事をしてくれるので一緒に働いていて楽しいですね(^^)/ 


白濱:お力になれているようでよかったです!ありがとうございます。

コミュニケーションはチャットやMTGなどでメンバーと定期的にとっているのでしょうか。


江川:そうですね。チーム全体で毎日MTGを行い進捗を確認しています。進捗MTGのほかにもトレーニングや技術関連のMTGなど随時行っています。また普段はチャットでリアルタイムにやり取りをしながら進めているので特に困ることなどはないです。


白濱:今はほとんどがリモートワークとなっているので、国をまたいでのやりとりでもちゃんとコミュニケーションがとれたら問題ないのですね。


江川:はい、これまでの経験からするとこのチームには恵まれていると感じています。

テスターとしてのセンスもあるし、出してくれるバグのセンスもいいと感じています。

まだこれからテストマネジメントの理解やスクラムなど覚えることは沢山あるので期待しています!


白濱:ありがとうございます。

引き続きよろしくお願い致します。



担当のLongさんとHanhさん



貴重なお話をありがとうございました!

それぞれの会社で目指す品質のレベルは異なりますが、チーム全体でその品質目標に向かって取り組んでる様子がとても伝わってきました。

国籍が違うメンバーでのチームとなると大変なこともありますが、日本そしてインドの皆さんとコミュニケーションをしっかりととって今後も進めていきたいと思っています。



弊社はベトナムのダナンに拠点を置く、日本企業向けのソフトウェアテスト会社です。

開発がメインとなっているオフショアですが、弊社では結合テスト以降のフェーズも丁寧に対応致します。


オフショアでの開発をご検討の会社様、ソフトウェアの第三者検証をご検討の会社様、お気軽にご相談くださいませ。





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