皆さん、こんにちは。
JPQの白濱です。
今回はコロナ過の中インターンシップを終え、弊社に入社してくれた新入社員の中から3名にインタビューをしました。
ー自己紹介をお願いします!
私たちはダナン外国語大学を先日卒業しました、トゥー、タオ、ヒエウです。
在学中にインターンシップを経験し、ソフトウェアテストの専門会社であるJapan Quality の正社員になりました。
本日は、私たちが経験したJPQでのインターンシップの経験をお伝えできたらと思います。
ーベトナムの大学生活について教えてください
私たちが所属している日本語学科は、日本語をメインに学ぶ学科です。大学には日本人教師がいて、リスニング、読解、スピーチ、日本語観光、日本語ビジネスの授業があり、毎日1コマは必ず日本語を使う授業があります。
入学するとき、ほとんどの生徒は日本語が分からない状態ですが、授業の中でよく日本語を使うため、日本語でコミュニケーションができるようになり、日本の特有な文化を深く理解することができました。そして、リスニング、読解、スピーチ、作文の授業から日本語全体のスキルを向上することができ、仕事もできるレベルである日本語能力検定の2級を取得することができました。
勉強以外の活動としては、課外活動や日本語スピーチ・コンテストに参加したり、時間があるときにはアルバイトもしたりしていました。
ベトナムの大学では、4年生になると企業研修があります。専門科目のすべての履修を終えた後、自分に合う企業研修を探し始めます。先生方は、企業研修を見つけたり、自分の強みや適切なキャリアについて考えることをサポートしてくれました。そんな中で私たちは時間をかけて、面接の準備をしました。
2021年はCovid(コロナ)が流行っていたのでWEB面接での選考となり少し難しさを感じましたが、JPQの研修に採用してもらうことができました。
ーインターンシップスタート
外国語大学の私たちは、入社する際にITに関する専門知識がほとんどありません。専門用語がたくさんあって、この新しい分野で仕事をすることが不安でした。
最初は、Covidによりダナン市は外出禁止となっていたため、私たちはオンラインで研修がスタートしました。私たちは企業のオリエンテーション、セキュリティー教育、テストの専門用語など学びました。しかし、WEBでの研修で社員の皆さんと直接会うことではなかったので、仕事のやり取りがすこし難しく感じました。
しかし、JPQには私たちのような外国語大学の卒業生がたくさんいて、皆さん親切です。インターンシップ中、プロジェクトは忙しい時期でしたが、先輩方は優しくサポートしてくれました。仕事の中で特に難しいと感じたのは、バグを報告するときに、単語を正しく使用し、顧客に正しく理解してもらうよう書かなければいけないので、日本語が分かるだけでは不十分です。できる限り簡潔に書くようにしますが、顧客がそれを読んでどのようなバグか想像できないといけません。先輩方は小さな間違いから訂正し、私たちが深く理解するために詳しく説明してくれました。熱心に指導のおかげで、バグの報告やテストの実行にも徐々に慣れてきました。本当に感謝しています。
ーインターンシップではどんな業務を担当しましたか?
スマホアプリゲームや、日本の駅で使われるアプリ、ECサイトなどのテスト実施を担当しました。同じテストですが、それぞれに違う面白さがありました。 ウェブのテストでは、バグがたくさんあったので、私たちは正確に不具合報告を行うスキルを高めることができました。また、ゲームのプロジェクトでは仕様把握のためのドキュメントがたくさんあるので、論理的思考力と検索力が必要です。ゲームについて深く理解しなければ、テストを実行することができません。
テスト業務に加えて、学校で学んだ知識を活用して、会社から割り当てられたベトナム語-日本語および日本語-ベトナム語の翻訳も行っていたので、ずっと日本語は使っていました。
ーインターンシップを終え手入社した今、どんな業務をしていますか?
約2か月の研修が終わってから私たちはJPQに入社することを決め、現在はマニュアルテストのプロジェクトに入っています。ゲーム、アプリ、ウェブなどの各プロジェクトに分かれて、テストケースの作成や、テストを実行してエラーがあるかどうかを確認しています。テストの対応になりますが、私たちの仕事はユーザーに最高の体験をもたらすように、クライアントと協力して、ソフトウェアの品質を保証することが中心になると感じています。
私たちが入社したJPQのクライアントは、日本国内の日本企業、ベトナムで開発を行っている日系開発企業・ベトナム系開発企業で、プロジェクトは日本のユーザー向けに開発されているサービスやプロダクトのテスト・QAになります。そのため、様々な日本のサービスに触れることができ、ベトナムの拠点ですが日本のクライアントと一緒に仕事をできるチャンスがあります。
日本で使われるサービスですが、ユーザーとなる日本の方が快適に使っていただけるように テストをしていきたいと思います。
ーこれからがんばりたいことを教えてください
私たちは卒業したばかりの新人なのでまだわからないことがたくさんあって、業界での経験も少ないです。しかし、IT関連の知識をさらに積んで、実際のプロジェクトのプロセスを深く理解し、先輩達と一緒に働くことによって、少しずつ学んでいきたいと思っています。また、今後の仕事で自分の強みを伸ばすことができるように、日本語をさらに向上させ、英語も身につけられたらいいと思っています。
将来には、私たちのような新入社員を導き、サポートできるように優秀なリーダーになることも望んでいます。日々の努力で、割り当てられたすべてのタスクを正常に完了し、ますます成長し、JPQに大きく貢献することを希望しています。
ありがとうございました!
弊社は日本語をベースにテストスキルは社内で教育をする方針でメンバーを揃えています。たった4年の大学生活だけでこんなにも日本語を習得できることは本当に驚きますが、その日本語を仕事に活かして今後も活躍していってもらえると嬉しいです。
弊社は、現在の社内のN1N2取得率は70%、N3も含めたら90%となり、日本語ができるQAエンジニア・テスターが各プロジェクトの対応を行っております。単なるテスト作業という考えではなく、そのプロダクトやサービスに向き合って丁寧に対応をしていますので、ソフトウェアテストにお困りの方、まずはお気軽にご相談ください。
Comentarios